【新北市(台湾)2023年1月6日PR Newswire】最先端のエッジAIソリューションのリーディングプロバイダーであるAetinaは、NVIDIA Jetson Orin NXおよびOrin Nano(TM)システムオンモジュール(SoM)を搭載した同社の新しいNVIDIA(R)Jetson(TM)ベースの一連の組み込み式システムおよびプラットフォームをConsumer Electronics Show(CES)で発表した。これらの新しいAetina DeviceEdgeシステムおよびプラットフォームは、AIおよびIoTで使用するために設計された組み込み式コンピューターのセットであり、さまざまな分野でAI推論タスクを実行するのに最適である。
AetinaがNVIDIA Jetson Orin NXおよびOrin Nanoを搭載したAIおよびIoTで使用する新しい組み込み式コンピューターを発表
NVIDIA Jetsonを搭載した新しいAetinaシリーズシステムおよびプラットフォームモデルは、AIB-SO21/31 & AIB-SN31/41、AIB-MO22/32 & AIB-MN32/42、AIE-KO21/31 & AIE-KN31/41、AIE-KO22/32 & AIE-KN32/42であり、各モデルにはNVIDIA Jetson Orin NXまたはOrin Nano SoMが搭載されている。Jetson Orin NXモジュールは、最大100 TOPSのAIパフォーマンスを提供し、これはNVIDIA Jetson AGX Xavier(TM)モジュールの最大3倍のパフォーマンス、NVIDIA Jetson Xavier NXの最大5倍のパフォーマンスに匹敵する。Jetson Orin Nanoモジュールは、NVIDIA Jetson Nano(TM)のパフォーマンスの最大約80倍に匹敵する最大40 TOPSのAIパフォーマンスを提供する。Aetinaの新しいシステムとプラットフォームのユーザーは必要とするOrin NXまたはOrin NanoのいずれかのSoMを選択できる。
新しいAetina組み込み式システムおよびプラットフォームモデルは、12-24VDCの柔軟な入力電力範囲を持ち、マイナス25°Cから70°C以上の範囲の極端な温度で動作し、データリカバリーとバックアップ機能をサポートする。これらは、Wi-Fi/Bluetooth機能拡張用のM.2 Eキー、ストレージアップグレード用のM.2 Mキー、RJ-45 GbEポートを装備している。データストレージ不足を回避するために、これらの新しいシステムとプラットフォームは、高速データ転送用の128 GB Innodisk SSDを組み込めるように設計されている。
AIB-SO21/31、AIB-SN31/41、AIE-KO21/31、AIE-KN31/41は、同じ小型キャリアボードを備えており、限られたスペースでのシステム統合および開発に適している。一方、AIB-MO22/32、AIB-MN32/42、AIE-KO22/32、AIE-KN32/42は、中間サイズのボードで構築され、LTE/5G 機能拡張用の追加のM.2 Bキーと、外部デバイスを介した高速データ転送のためのRJ-45 2.5GbEポートを搭載している。
Orin NXベースのシステムおよびプラットフォーム(AIB-SN41/AIE-KN41、AIB-SN31/AIE-KN31、AIB-MN42/AIE-KN42、AIB-MN32/AIE-KN32)は、2023年2月に発売される予定。AIB-SO31/AIE-KO31、AIB-SO21/AIE-KO21、AIB-MO32/AIE-KO32、AIB-MO22/AIE-KO22を含むOrin Nanoシステムとプラットフォームは、3月に発売される。
新しいJetsonベースの組み込み式コンピューターのI/Oポートとコネクターは、さまざまなタイプのセンサーと互換性があるため、開発者は種々のAI分野を設計し、画像、ビデオ、オーディオなどのさまざまな種類のデータに基づいて分析タスクを実行できる。さらに、Aetinaは、特定のハードウエア仕様を必要とする人のために、カスタマイズされたキャリアボードとコンピューターケースも提供する。