ファーウェイがデジタルインフラ向けにアップデートされた一連のポートフォリオソリューションをリリース

【バルセロナ（スペイン）2023年3月2日PR Newswire】2022年、ファーウェイ（Huawei、華為技術）はデータセンター、キャンパス、デジタルサイト、WAN向けのシリーズであるポートフォリオソリューション（Portfolio Solutions）を発表しました。これにより、ファーウェイは政府や企業の顧客がより迅速かつ優れたデジタルインフラを構築することを支援し、業界のデジタルトランスフォーメーションが実現することを目指しました。MWC 2023では、ファーウェイのICT製品ポートフォリオ管理&ソリューション部のプレジデントであるMichael Ma氏が、アップグレードされた複数のポートフォリオソリューションを再び世界の顧客に紹介します。

ポートフォリオソリューションは価値の高い業界のシナリオに向けられたもので、各シナリオの製品間で主要な機能を計画・調整します。その機能はあらかじめソリューションに統合され、検証されており、各ソリューションは複数の業界に共通する種類の課題を解決します。MWC 2023でハイレベル顧客との意思疎通を何度も行ったMichael Ma氏によると、ファーウェイが2022年7月にポートフォリオソリューションを開始してから半年以上にわたって顧客側とパートナー側で利用されてきたことで、ポートフォリオソリューションの価値は以下の3つの側面において徐々に現れてきています。

第一に、顧客のビジネスの成功を早めるために、サービスの迅速な立ち上げを支援します。複数の業界の高付加価値シナリオにおける共通機能の蓄積をベースに、こうしたシナリオを指向した典型的な構成をポートフォリオソリューションとして構成し、製品選定やソリューション設計の作業負荷を軽減し、サービスの開始時期を早めることができます。

第二は、将来にわたって進化できる高度な技術アーキテクチャーを構築することです。ポートフォリオソリューションはファーウェイの優れた製品と効率的な製品横断的なコラボレーションに基づき、差別化された競争力を作り出します。また、ポートフォリオソリューションはオープンなアーキテクチャーと先進的な技術により、将来にわたって顧客のデジタルインフラを主導的かつ継続的に進化させ、顧客の投資利益率（ROI）が向上することを確実にします。

第三に、導入とO&Mが容易であることです。ICT技術の複雑さは、建設やO&Mに困難な課題をもたらします。ポートフォリオソリューションは事前統合と事前検証により現場での展開が容易であり、展開とO&Mの効率を向上するさまざまなツールやテンプレートを提供します。

MWC 2023でファーウェイは、展示会、ファーウェイ・デジタルトランスフォーメーション・サミット、ハイレベル対話などの場で、データセンター分野のHigh-Performance Resource Pool Portfolio Solution、Unified Disaster Recovery Portfolio Solution、Hyper-Converged Resource Pool Portfolio Solutionといったポートフォリオソリューションを紹介します。さらにファーウェイはCentralized Disaster Recovery Portfolio Solutionの下、ネットワークとストレージの連携に基づくMultilayer Ransomware Protection（MRP）技術を発表します。これは業界から大きな注目を集めており、データセンターの信頼性を大幅に高めることでしょう。また、ファーウェイはキャンパス分野でConverged Production Network、Simplified Office Network、Intelligent Office Conferenceなどのポートフォリオソリューションも展示します。今回、ファーウェイは優れたIP+POL製品に基づくConverged Production Networkも正式にリリースします。Converged Production Networkは高い信頼性、シームレスなローミング、産業グレードのデバイスを備え、複数のキャンパス生産シナリオにおけるネットワーク要件を満たし、企業のデジタル生産に効率的なベアラネットワークを提供することができます。WAN分野では、ファーウェイはIndustry WAN、ISP Fixed Network、Enterprise WANなどのポートフォリオソリューションを展示しています。インダストリーWANはエンドツーエンドのOSUソリューションを使用しており、100%の物理的分離、高い信頼性、低遅延が特徴です。SRv6+FlexEスライスは、単一ネットワーク上でサービスを伝送するために使用され、異なるサービスに対する差別化された保証要件を満たします。

2023年、ファーウェイは顧客のシナリオに基づき、ポートフォリオソリューションの最適化を継続的に行います。その一方、ファーウェイはパートナーの構築と協力を強化します。ポートフォリオソリューションは事前に統合され、ソリューションの競争力を高め、二次開発の困難と投資を減らし、パートナーに新しい価値を創出します。MWC 2023では、多くの顧客とパートナーがデジタルインフラ構築のためのポートフォリオソリューションを積極的に導入することについて、ファーウェイとの予備的な協力の姿勢を示しました。