- 今回の資金調達により、同社の革新的なアンモニア発電技術の商業化が可能に
- 資金調達はSKイノベーション主導でおこなわれ、他の投資家としては、テマセク・ホールディングス(Temasek)、コリア・ジンク(Korea Zinc)、アラムコ・ベンチャーズ(Aramco Ventures)、APベンチャーズ(AP Ventures)、エムオーエル・プラス(MOL PLUS)、ヤンマー(Yanmar)、ゼオンベンチャーズ(Zeon Ventures)、データ・コレクティブ(DCVC)が参加
ニューヨーク州ブルックリン, 2023年3月23日 /PRNewswire/ -- アモギー株式会社二酸化炭素排出量ゼロで、エネルギー密度の高いアンモニア電力ソリューションにおけるパイオニアのアモギー(Amogy Inc.)は本日、シリーズB-1資金調達で1億3,900万ドルをクローズしたと発表しました。今回のラウンドは、SKイノベーションが主導し、テマセク・ホールディングス、コリア・ジンク、アラムコ・ベンチャーズ、APベンチャーズ、エムオーエル・プラス、ヤンマー、ゼオンベンチャーズ、データ・コレクティブなど、その他のグローバル投資家が参加しました。 今回の資金提供により、アモギーは商業化をサポートする組織開発の継続および革新的なアンモニア発電技術製造の開始が可能になり、2024年には最初の製品を販売することが可能になります。
Amogy CEO & Co-founder Seonghoon Woo アモギーCEOのソンフン・ウー(Seonghoon Woo)氏は、「当社は、ソンフン・ウー(Seonghoon Woo)自社技術が必ず世界を変革するという確信から業務をおこなっています」 「2021年、米国の輸送から出る二酸化炭素排出量は、計1.7BMT(17億トン)でした。経済のあらゆるセクターから最も多く経済における最も排出量が多い業界です。今回の資金調達は、ネットゼロ2050への道を切り開き、ひいては世界をよりサスティナブルなものにしていく、という当社の企業理念を実現する上で役立ちます。 当社が掲げる大胆な使命を共有してくださった投資家に深く感謝申し上げ、自社技術を市販化していくことに焦点を絞っていきます」と述べました。
アモギーが持つ高効率アンモニア発電技術は、ハイブリッド燃料電池システムに統合されたクラッキングモジュール経由で液体アンモニアを供給し、輸送を含むゼロカーボン輸送用の電気モーターに電力を供給します。 アモギーは、2023年後半に、アンモニア駆動のゼロエミッションタグボートを発表する予定ですが、これは今年初めに、アモギーのアンモニア燃料セミトラックアモギーのアンモニア燃料セミトラックでフィールドテストされたシステムの3倍にあたる大きさです。 アモギーとしては、2023年後半にニューヨーク州北部でおこなわれるタグボートの航海試験が成功すれば、2024年以降に、最初の商用製品を発表する予定です。
SKイノベーション副会長兼CEOのキム・ジュン(Jun Kim)氏は、「アモギーが持つ技術は、燃料としてアンモニアを使う際に重要な打開策となるものです。海事業界のみならず、輸送業界全体に革命をもたらすと確信しています」。 「当社は、アモギーがゼロエミッション輸送を実現するために必要な資源を確実に得られるようにと考えています」と述べています。
アモギーの会社詳細と、今回の資金調達で得た投資金が何に投入されるかについては、こちらの ビデオ をご覧ください。
アモギーについて
アモギーは、サスティナブルな未来に向けて、輸送の脱炭素化をおこなうために、燃料にアンモニアを使用した、排出物のない高エネルギー密度の電力ソリューションを提供しています。 2020年に同じ志のもとに集った4人のMIT博士課程卒業生によって設立されたアモギーは、ネットゼロ2050に向けた世界に広がる前進を加速させながら、大型輸送セクターの脱炭素化を可能にしていくことを目指しています。 同社の投資家には、アマゾンの気候変動対策に関する誓約のための基金(Climate Pledge Fund)、APベンチャーズ、SK、アラムコ・ベンチャーズ、データ・コレクティブが含まれています。 現在までに、アモギーが持つ規模拡張型アンモニア駆動ゼロエミッションエネルギーシステムは、すでにドローン、大型トラクター、セミトラックで成功を収めています。 詳細情報は以下のサイトからご参照ください:www.amogy.co
メディア・報道関係問い合わせ先:
amogy@codewordagency.com
写真- https://mma.prnasia.com/media2/2037647/Amogy_CEO_Seonghoon_Woo.jpg