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  • UAデー:よりインクルーシブでマルチリンガルなインターネットを促進するグローバルな取り組み

  • 2023/03/10 05:10 公開  ICANN
  • ICANNとUASGがユニバーサルアクセプタンスのためにグローバルインターネットコミュニティを動員

    ロサンゼルス, 2023年3月10日 /PRNewswire/ -- 名前および数字割当のインターネットコーポレーション(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers、英文略称:ICANN)とユニバーサルアクセプタンス・ステアリンググループ(Universal Acceptance Steering Group、英文略称:UASG)は、2023年3月28日頃に開催されるユニバーサルアクセプタンス(Universal Acceptance、英文略称:UA)デーにグローバルインターネットコミュニティを招待します。 この日の目的は、幅広い言語とスクリプトに対応する、よりインクルーシブなインターネットを実現することにあります。 40ヶ国以上で約50のUAデーイベント開催が期待されています。

    今日のグローバルインターネットの基礎として、UAは個人のインターネットユーザーにも個人にサービスを提供する組織にも多くのメリットをもたらします。 現在約50億人のインターネットユーザーがおり、さらに10億人以上がインターネットへアクセスすると見込まれています。 こうした潜在的な新しいユーザーのほとんどが、英語以外の言語を話したり書いたりする国に住んでいます。 UAを達成することで、すべての人が関心、ビジネス、文化、言語、スクリプトに沿って選択したドメイン名とメールアドレスを使用して、インターネットの社会的、経済的パワーを十分に体験できるようになります。

    UAは、よりインクルーシブでマルチリンガルなインターネットへの入口です。 ドメインネームシステム(Domain Name System、英文略称:DNS)は近年、新しいジェネリックトップレベルドメイン(例:.photography、.technology)が増えて、劇的に拡大しています。 これには国際化ドメイン名(例:एमईआईटीवाई.सरकार.भारत、红螺寺.网址、صحة.مصر、стопкоронавирус.рф)や国別コードトップレベルドメイン(例:.भारत)なども含まれます。 しかし、DNSが進化する一方、ドメイン名やメールアドレスを検証するために多くのソフトウェアアプリケーションが使用するチェックは古いままです。 さらに、すべてのオンラインポータルが国際化メールアドレスを持つユーザーアカウントの使用や開設に備えているわけではなく、多くの人が自分の言語や選択したオンラインIDを使用して、インターネットを閲覧できないままになっています。 技術的コンプライアンスのベストプラクティスを考慮し、UAはスクリプト、言語、文字数に関係なく、すべての有効なドメイン名とメールアドレスがインターネット接続対応のアプリケーション、デバイス、システムで平等に使用できるようにすることで、こうした問題を解決します。

    「ユニバーサルアクセプタンスは、真にグローバルでマルチリンガルなインターネットの基本的要件です」と、ICANNの暫定会長兼CEOのSally Costerton氏は述べています。 「史上初めてのUAデーは、UAへの関心を高め、インターネット接続が可能なすべてのアプリケーション、デバイス、システムがあらゆる有効なドメイン名とメールアドレスと連携できるよう必要なツールを提供することで、その実現を支援します。 このマイルストーン的イベントは、地元、地域、世界のステークホルダーを動員し、UAの進歩を祝い、新たな数十億人のユーザーがインターネットにアクセスできるようにする前例のない機会を提供します。」

    「ユニバーサルアクセプタンスは、ユーザーが話したり書いたりする言語を含め、消費者の選択と、すべてのユーザーのデジタルインクルージョンを実現するために欠かせないものです」と、UASGの会長であるAjay Data氏は述べています。 「UAデーは、ユニバーサルアクセプタンスの世界的啓発イベントとして認識されていますが、これからは毎年3月28日頃に開催されます。 約50の新たなイベントに参加しようとしている、世界中のマルチステークホルダーから熱狂的な歓迎を受けています。 私たちはUAデーがユニバーサルアクセプタンスを促進する重要な瞬間になることを期待しています。」

    UAデーについて 
    コミュニティ主導のUASGとICANNが運営するUAデーは、UASG、ICANN、関心のあるグローバルパートナーや組織が主催するUAの認知向上と技術トレーニングセッションで構成されています。 UAデーは、仮想、対面、ハイブリッドのセッションを通して、トップの技術および言語コミュニティ、企業、政府、DNS産業ステークホルダーを集めて、UAのメリットと、システムをUAに対応させる方法について理解を深めてもらうことを目指しています。

    UAデーイベントは、ICANNの地域別At-Large組織、At-Large Structure、支援組織と諮問委員会、政府職員、国際組織、技術エキスパート、オープンソースコミュニティ、標準化団体、メールサービスプロバイダー、ソフトウェアおよび技術開発者、ウェブホスティングプラットフォーム、研究者、DNS産業の専門家、言語コミュニティなど、参加を希望するあらゆる関連組織や専門家に開かれています。

    近くのUAデーイベントに参加するには、こちらのイベントリストをご覧ください。 UAデーの詳細については、UAデーページをご覧ください。 UAの詳細については、 https://www.icann.org/または  https://uasg.tech/をご覧いただくか、Twitter、Facebook、LinkedInでハッシュタグ#Internet4Allをフォローしてください。

    ICANNについて 
    ICANNの使命は、安定し、安全で統一されたグローバルインターネットの確保を支援することです。インターネット上で相手と連絡を取るには、コンピュータやその他のデバイスにアドレス(名前または数字)を入力する必要があります。このアドレスは、コンピュータが互いを見つけることができるように、一意でなければなりません。ICANNは、この一意の識別子を世界中で調整し、支援する役割を担っています。ICANNは、1998年に非営利公益法人として設立され、世界中から参加者のコミュニティが集まっています。

    UASGについて 
    UASGは、2015年に設立され、ICANNが資金を提供するコミュニティ主導のイニシアチブです。 120以上の企業、政府、コミュニティグループの代表で構成されています。 UASGは、UAの重要性を世界的に広め、UAに対応できるよう組織に無料のリソースを提供し、UA適用の進展を測ることに取り組んでいます。詳細については、https://uasg.tech/をご覧ください。

    ロゴ - https://mma.prnasia.com/media2/2018966/ua_day_logo_04_color__1_Logo.jpg 

     

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