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  • CGTN:中国は改革を深化させ、開放を拡大し、中国の近代化を進める措置を講じます

  • 2023/04/17 22:58 公開  CGTN
  • 【北京2023年4月17日PR Newswire】中国南部の広東省は中国の改革・開放の先導役と見なされています。

    中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は10日から13日にかけて行った視察旅行で、改革を包括的に深化させ、高度の開放を拡大することに確固たる姿勢で取り組み続けることの重要性を強調し、広東省が中国の近代化推進を先導するよう強く求めました。

    ▽「国の宝」

    習主席は10日、広東省湛江市を訪れ、単一のものとしては中国で最も大きなマングローブの林であるZhanjiang Mangrove National Nature Reserve(湛江マングローブ国家自然保護区)でのマングローブ林の保護強化の取り組みについて説明を受けました。

    習主席はマングローブの林を国の宝だと指摘し、「われわれが目を保護するように、マングローブの林を保護していかねばならない」と述べました。

    中国が「生態文明」の進展を図っていくなかで、マングローブの林などの湿地帯を保護することがますます注目を浴びるようになっています。中国自然資源省が発表した公式統計によると、中国のマングローブ湿地帯の約55%は国の保護下に置かれており、世界平均の25%を上回っています。

    統計ではまた、中国のマングローブ林は、世界的な縮小状況とは対照的に、2001年の2万2000ヘクタールから今日には2万7000ヘクタールへと増加していることが明らかになっています。

    習主席は昨年11月に開かれた湿地に関するラムサール条約第14回締結国会議(COP14)の開会式でのビデオ演説で、中国が深センに国際マングローブセンターを建設する意向を明らかにしました。

    ▽「中国の開放の扉が閉ざされることは決してない」

    習主席は12日、広州にあるLG Displayの製造拠点を訪れ、製造面における高度の開放を促進し、質の高い開発を進める広州の取り組みと、地元企業がイノベーションを推進し、それぞれ独自のブランドを構築している手法について説明を受けました。

    習主席は、世界の経済成長が鈍化するなかで、中国は新たな発展のパラダイムの創成を加速させ、ビジネス環境を改善してきたと指摘し、中国の市場の優位性がより明らかになってくるだろうと付け加えました。

    習主席は、外国の投資家が中国、広東省、広東・香港・マカオ大湾区(Guangdong-Hong Kong-Macao Greater Bay Area、GBA)に進出する機会を捉え、中国市場に深く根付き、事業の発展に向けた新たな栄光を創出することを希望すると述べました。

    中国は高い水準の開放政策の下で、外国企業が中国でより優れたビジネス環境を享受できるよう、競争条件を公平にするための一連の措置を発表してきました。

    中国は昨年、Catalogue of Industries Encouraged for Foreign Investment(外国投資奨励産業目録)を改定し、1020品目について最恵国待遇税率よりも低い暫定輸入税率を導入し、62のIT品目について最恵国関税率を一段と引き下げました。中国の全体の関税率はこの改定により7.4%から7.3%に低下する見込みです。

    中国はこれまで、外国企業とコンタクトをとるためにさまざまなプラットフォームを構築してきました。それには、China International Import Expo(CIIE、中国国際輸入博覧会)、China International Consumer Products Expo(中国国際消費財博覧会)、China International Fair for Trade in Services(中国国際サービス貿易見本市)などが挙げられます。

    中国本土で実際に使用された外国直接投資(FDI)は2022年に前年比8%増加して1891億3000万ドルに達しました。

    習主席はまた、Guangzhou Automobile Group Co., Ltd.(広州汽車集団)の研究・開発センターを訪れた際、中国の改革・開放政策は今後、長い間、変わることはなく、中国の開放の扉が閉ざされることは決してないと強調しました。

    習主席は「われわれは、共通の繁栄と世界経済の発展を推進するためにウィンウィンの結果を求めてわれわれと進んで協力するすべての国に進んで歩み寄っていく」と述べました。

    ▽「着実に一歩ずつ」

    習主席はまた、今回の視察旅行で、中国の近代化の動きを進展させるために着実な取り組みを進めていくことを確約しました。

    習主席は11日、茂名市高州市の根子鎮柏橋村にあるライチ果樹園とリュウガン・ライチ協同組合を訪れ、独特な栽培産業を開発し、農村の活性化を進める地元の取り組みについて説明を受けました。

    習主席は「中国の近代化を進めるには農村の活性化を総合的に推進し、都市と農村の不均衡な発展の問題を解決しなければならない」と述べました。

    農業、電子商取引、観光の統合は、柏橋村が農村の活性化を実現するための突破口となります。村民の1人当たりの収入は2022年までに約5万1000元(7410ドル)になったと推定されています。

    習主席は研究者、起業家、労働者、外資系企業の代表者に対し、中国の近代化は中国の現実に基づき、国情に沿っており、明確な目標や計画、戦略を持っていると述べました。

    習主席はGuangzhou Automobile Group Co., Ltd.の研究・開発センターで、「(中国の近代化を)前進させるために着実に一歩ずつ取り組んでいく」と述べ、中国の近代化は西側の近代化と基本的に異なっており、中国は西側の近代化の道をたどることはできないと付け加えました。習主席は、そうしたものは二極化と他の国の略奪を特徴としており、機能しないからだと述べました。

    https://news.cgtn.com/news/2023-04-13/China-takes-steps-to-deepen-reform-opening-up-advance-modernization-1iYtOEeCkVO/index.html 

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