OpenAIのGPTモデルとのより深い統合と、より強力なプロセスおよびガバナンス機能を組み合わせた革新的なリリースが、企業がリスク低減しつつAIで成果を上げることを支援
東京, 2023年6月6日 /PRNewswire/ -- Everyday AIのためのプラットフォームであるDataikuは、Dataiku 12を発表しました。この最新の画期的なリリースでは、透明性の向上とガバナンスの強化により、企業が自信を持って高度な分析イニシアチブにAIを活用できるように設計された、革新的な新機能が数多く満載されています。
企業が高度な分析やAIの革新に先んじようと努める中、ChatGPTや大規模言語モデルは役員会での議論の中心となっています。企業は、競争優位のためにAIを導入しなければならないというプレッシャーと、外部からの評価や業務に対する潜在的なリスクを管理する必要性との間でバランスを取る必要があります。多くの企業では、さまざまなチームが使用するデータ、アナリティクス、AIツールの可視性が低くかつプロセスに一貫性がないため、リスクが圧倒的なものとなっています。
Dataiku 12は、これらの課題を解決しながら、AIのアウトプットに対する自信、コントロール、信頼性をトータルで提供します。新しい機能には以下が含まれます:
- OpenAI GPTとの統合: ビジネスユーザーは、プロジェクトのアウトプットの透明性と信頼性を維持しながら、ビジュアルインターフェースと自然言語プロンプトを使用してデータセットを拡張したりタスクを実行することで、OpenAIのGPTモデルをデータプロジェクトに取り入れることができます。
- 因果機械学習 (ML): 因果関係予測は、相関関係と因果関係の混同によるビジネス部門ユーザーやステークホルダーへの悪影響を回避します。Dataikuはこれらの機能を民主化し、機械学習モデルを構築する誰もが、その結果の背後にある「理由」を理解できるようにします。
- ユニバーサル特徴量重要度: 機械学習モデルの中には、意思決定には説明が不十分なために、ステークホルダーとの信頼関係を損ねているものがあります。Dataikuはモデルの説明性を一元化し一貫したモデルの説明方法を提供するため、ビジネスユーザーとの信頼関係を構築することができます。
- モデルの上書き: AIの安全性の核となる原則は、人的監視を維持することです。予測モデルでは最善あるいは最も安全といえる答えが出ないケースもあります。Dataikuでは、専門家が実世界における経験に基づき、既知のケースに対してモデルの結果を強制する厳格なルールを作成することが可能です。
- プロジェクトレベルでのモデルリスクの監視: 開発段階の異なるチームにまたがるAIプロジェクトでは、リスクを管理し、リソースを配分することが困難です。Dataikuによって、ビジネス部門や分析チームのリーダーは、AIプロジェクトのリスクを簡単に見つけ軽減し、プロジェクトのアウトプットに対する信頼性を高めることができます。
- 透明性のある自動特徴量生成: 特徴量エンジニアリングは、AIモデル開発工程における「ブラックボックス」となる可能性があり、リスクを増大させます。Dataikuはこの機械学習技術に透明性とコントロールを提供するため、新しい特徴量の起源を理解するのに役立ちます。
Dataikuの共同創業者兼CEOであるFlorian Douetteauは次のように述べています。「AIの時代へとさらに前進を進める中で、イノベーションの最前線に在り続けようとする企業にとって、透明性とガバナンスによる信頼を提供することはもはや不可欠です。Dataiku 12は、このようなニーズに直接応えます。私たちは監視とリスク管理のための強固なメカニズムを提供し、企業が自信を持ってAIの膨大な可能性を探求できるようなパワーを提供します。このパワーとコントロールの融合が、最も責任ある方法でAIの可能性を最大限に引き出す鍵になるのです。」
「Dataiku 12の新機能をいち早く試せることに胸を躍らせています」と、Premera Blue CrossのシニアデータサイエンティストであるMarlan Crosierは述べています。「"ユニバーサル特徴量重要度"と"モデルの上書き"をどちらもすぐに適用し、モデルの説明性を向上させ、我々の仕事からビジネスにとって最高品質のアウトプットを確実に生み出すことができます。」
その他の資料
- Dataiku 12について詳細はこちら
- Blog記事『Keep AI Under Control With Dataiku 12』はこちら
▽ Dataiku について
DataikuはEveryday AIのためのプラットフォームであり、データ専門家とビジネス専門家が日々の業務のために共にAIを構築することを可能にします。彼らが協業し、あらゆる業種において、企業は新たなAIによる機能をあらゆる規模で、設計、開発、展開できます。組織がDataikuを利用することで、その従業員は並外れた力を発揮し、会社の未来に力を与えるAIを生み出すことができます。
Dataikuは2013年に創業しました。当時からのビジョンであるEveryday AIを継続して展開しDataiku自身を成長させ続けることで、その能力を実証してきました。500社以上の顧客と1,000人以上の従業員を抱えるDataikuは、急速な成長とGlobal 2000顧客の維持率95%を誇っています。当社のブログ、Twitter (@dataiku)、LinkedInで情報をお届けしています。