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  • 求職者の希望時給、5年で19.8%上昇 1,500円超へ 2024年4月時点で全国平均1,507円

  • 2024/06/16 0:00 公開  編集部
  • 世界No.1求人サイト「Indeed」の日本法人であるIndeed Japan株式会社は、仕事を探す際の求職者の検索時給の動向について、2024年4月時点のデータを分析し公開しました。

    分析によると、Indeed上で求職者が検索する時給の全国加重平均は、2024年4月時点で1,507円となり、5年前の2019年4月から19.8%上昇していました。これは、パートタイム労働者の時給実績や最低賃金の上昇率を上回る伸びです。

    求職者の希望時給、5年で19.8%上昇 1,500円超へ 2024年4月時点で全国平均1,507円

    政府が2030年代半ばまでに最低賃金を1,500円に引き上げる目標を掲げる中、求職者の希望する時給はすでにその水準に達しています。人手不足や物価高を背景に、求職者はより高い賃金を求める傾向にあります。

    都道府県別に見ると、検索時給は三大都市圏が上位となる一方、上昇率は地方圏で高い傾向が見られました。最低賃金との差は全国平均で503円に上り、熊本県や北海道など新たな産業が活性化する地域で差が大きい傾向にありました。

    Indeed Hiring Labのエコノミスト、青木雄介氏は「最低賃金の政策を再考する際には、地域ごとの物価上昇率や生活費の実情をより考慮する必要がある」と指摘しました。

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