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  • 星野リゾート西表島ホテル、地元小学生向け「ピーチパインの学校」開催 島の魅力再発見を促進

  • 2024/07/26 10:00 公開  編集部
  • 星野リゾートが運営する「星野リゾート 西表島ホテル」は、7月17日に地元の小学生を招待したイベント「西表島ピーチパインの学校」を開催しました。

    このイベントは、世界自然遺産に登録された西表島で日本初の「エコツーリズムリゾート」を目指す同ホテルが、竹富町立上原小学校の4年生を対象に実施したもので、地元の子どもたちに西表島の特産品であるピーチパインの魅力を伝え、地元への誇りや愛情を深めてもらうことを目的としています。

    星野リゾート西表島ホテル、地元小学生向け「ピーチパインの学校」開催 島の魅力再発見を促進

     

    イベントでは、西表島トロピカルフルーツ生産組合の池村一輝さんがピーチパインについてのレクチャーを行い、参加した児童たちはピーチパインとサンドルチェの食べ比べを体験しました。

    池村さんは「昨年に引き続き、地元の子どもたちと直接お話ができる機会をいただけてありがたかったです。来年以降は畑でパインの植え付けなどの作業も一緒に体験できたら良いですね」とコメントしています。

    参加した児童からは「国内のほとんどのパインが県外や海外のものであることにびっくりしました。ピーチパインが一番好きなパインの品種なので、もっとたくさんの人に食べて欲しいと思いました」という感想が聞かれ、地元の特産品に対する新たな気づきと誇りが生まれた様子が窺えます。

    星野リゾートは、この取り組みがSDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」に寄与することを目指しています。同社は経済価値と社会価値を両立するCSV経営を重視しており、SDGsをその促進のためのフレームワークとして捉えています。

    西表島は自然と人の暮らしが共生してきた島で、観光業や農業が盛んに行われています。ピーチパインは西表島を代表する特産品の一つで、酸性土壌を好むため産地が限られている希少なパインです。

    このイベントを通じて、星野リゾートは後世にも西表島の自然や文化を残していくため、地元の方々が地元の魅力を理解し、関心を高める取り組みの重要性を強調しています。

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