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  • 【パナソニック】小学校高学年の就寝時間、22時台が39%、23時以降22% 子どもの夜更かしをテーマにしたアンケート調査を実施

  • 2022/08/06 0:00 公開  編集部
  • パナソニック株式会社は、“くらしを整えるあかり”を新提案する高品質ステレオスピーカー搭載・Wi-Fi(R)対応(※1)のパルック LEDシーリングライト「ライフコンディショニングシリーズ」を、2022年9月1日(木)(*)より新発売します。同製品は、明るさと光色を多段階に調節できる「光」と、BGMや音声プッシュ通知(※2)などの「音」の組み合わせによってくらしをサポートする照明器具で、睡眠前の環境づくりにも役立ちます。

    製品の発売に先駆けて、今回当社では、小学生の子どもを持つ20~40代の母親300名を対象に、「子どもの夜更かし」をテーマにしたアンケート調査をおこないました。

    【調査概要】
    ・調査内容:「子どもの夜更かし」に関する調査
    ・調査主体:パナソニック株式会社   
    ・対象エリア:全国
    ・調査手法:インターネット調査
    ・調査対象:小学生の子どもを持つ20~40代の母親(子どもの学年で均等割付)
    ・サンプルサイズ:300名(有効回答数) 
    ・調査期間:2022年7月6日~7日   
    ・実査委託先:楽天インサイト株式会社

    *調査結果の数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
    *調査結果をご紹介いただく際は、「パナソニック調べ」と注釈をご記載ください。

    【パナソニック】小学校高学年の就寝時間、22時台が39%、23時以降22% 子どもの夜更かしをテーマにしたアンケート調査を実施

    【パナソニック】小学校高学年の就寝時間、22時台が39%、23時以降22% 子どもの夜更かしをテーマにしたアンケート調査を実施

       
    調査結果まとめ>
    ◆子どもの就寝時間について、「寝る時間が遅いと感じる」母親は64%。
    ◆子どもの平日の就寝時間は、小学校中学年・高学年では「22時くらい」(中学年:27%、高学年:23%)が最多に。
    ◆小学校高学年においては、特に就寝時間が遅い子どもが多く、「22時台」が39%、「23時以降」が22%にのぼっている。
    ◆子どもが夜更かしをしてやっていることを聞くと、「テレビの視聴」「ネット動画の視聴」「ゲーム」がトップ3に。
    ◆「睡眠前の環境づくりを普段からおこなっている」母親は4割未満(37%)にとどまっている。
    ◆「子どもの睡眠前の環境づくりに役立つアイテムがあれば、知りたいと思う」母親は84%。

    ■現代は、母親たちの時代に比べて「夜更かしチルドレン」が多いことが判明!
    はじめに、小学生の母親たちに「子どもの就寝時間について感じること」を聞いたところ、「寝る時間が遅いと感じる」と回答した人が64%にのぼりました。子どもの学年別にみると、小学校低学年(1・2年生)の母親では53%、中学年(3・4年生)では62%、高学年(5・6年生)では77%という結果になっており、学年が上がるにつれて「寝る時間が遅いと感じる」母親が多くなる傾向にあることがわかります。また、子どもに対して「もっと早く寝てほしいと思う」と答えた母親も、全体の72%にのぼりました。

    【パナソニック】小学校高学年の就寝時間、22時台が39%、23時以降22% 子どもの夜更かしをテーマにしたアンケート調査を実施

    それでは、具体的に、子どもたちは何時頃に就寝しているのでしょうか。「子どもが平日に寝る時間」を聞くと、低学年では「21時くらい」(31%)、中学年・高学年では「22時くらい」(中学年:27%、高学年:23%)がそれぞれ最多回答となりました。また、小学校高学年では、「22時半くらい」と答えた人も16%となり、合計すると「22時台」に就寝している割合が約4割(39%)にのぼることになります。さらに、「23時以降」に就寝している高学年も約5人に1人(22%)であることがわかりました。

    なお、子どもたちの就寝時間については、母親の63%が「自分が子どもだった頃よりも寝る時間が遅いことが多い」と回答しています。そこで、母親たちが「子どもと同じ年齢だった頃に寝ていた時間」についても聞くと、低学年に加え、中学年・高学年の母親の最多回答も「21時」となりました(低学年:41%、中学年:44%、高学年:36%)。母親たちが小学校中学年・高学年だった頃と、現在の子どもたちを比較すると、就寝時間が実に1時間も遅くなっていることになります。今回の調査をふまえると、現代は、母親たちの時代よりも「夜更かしチルドレン」が多いと言えそうです。

    【パナソニック】小学校高学年の就寝時間、22時台が39%、23時以降22% 子どもの夜更かしをテーマにしたアンケート調査を実施


    子どもが夜更かしをしてやっていること…「テレビ」、「ネット動画」、「ゲーム」がトップ3
    それでは、子どもたちはどのようなことをしていて、就寝時間が遅くなっているのでしょうか。「子どもが夜更かしをしているとき、何をしていることが多いですか?」と聞いたところ、「テレビの視聴」(44%)、「ネット動画の視聴」(32%)、「ゲーム」(29%)が上位となりました。また、子どもの平日の就寝時間が22時以降のグループ(n=121)においては、「ネット動画」(47%)、「ゲーム」(36%)の割合が特に高くなる傾向がみられています。

    【パナソニック】小学校高学年の就寝時間、22時台が39%、23時以降22% 子どもの夜更かしをテーマにしたアンケート調査を実施

    そこで、母親たちに「子どもの夜更かしに対する気持ち」を聞いてみると、「子どもの寝不足が心配になる」(59%)、「子どもの成長に影響が出ないか心配になる」(50%)、「子どもが翌日起きれるかが心配になる」(47%)などの回答が上位になりました。母親の多くが、夜更かしによる子どもへの悪影響を心配している様子がうかがえます。また、「子どもが寝ないことに対して、イライラしてしまう」(31%)、「翌日、子どもを起こすのに労力がかかることを想像して、憂鬱になってしまう」(20%)、「子どもを寝かせるのに労力がかかり、疲れを感じてしまう」(17%)など、子どもの夜更かしによって、ネガティブな気持ちになってしまう母親も少なくないようです。

    一方で、「睡眠前の環境づくりを普段からおこなっている」母親は4割未満に…
    こうした中で重要になってくるのが、子どもに対して理想的な時間に就寝を促す「睡眠前の環境づくり」です。しかし、今回の調査において、睡眠前の環境づくりを「普段からおこなっている」人は37%と4割未満にとどまりました。すなわち、残り6割以上は、睡眠前の環境づくりができていないということになります。また、子どもの平日の就寝時間が22時以降のグループ(n=121)では、睡眠前の環境づくりを「普段からおこなっている」人の割合がわずか19%であることもわかりました。

    【パナソニック】小学校高学年の就寝時間、22時台が39%、23時以降22% 子どもの夜更かしをテーマにしたアンケート調査を実施


    なお、睡眠前の環境づくりができていない人たちの具体的な状況としては、「睡眠前の環境づくりをおこないたい気持ちはあるが、時間がない・面倒でできていない」(21%)、「睡眠前の環境づくりをおこないたい気持ちはあるが、やり方がわからず、できていない」(13%)、「睡眠前の環境づくりをおこなうという発想がなかった」(11%)という人が多いようです。

    そこで、「子どもの睡眠前の環境づくりに役立つアイテムがあれば、知りたいと思いますか?」と聞くと、実に84%の母親が「そう思う」と回答。子どもにスムーズに就寝を促すアイテムは、母親たちのニーズが非常に高いと言えそうです。

    【子どもに就寝を促す「睡眠前の環境づくり」のポイント

    パナソニック 睡眠改善インストラクター 菊地 真由美
    パナソニック株式会社 コンシューマーマーケティングジャパン本部 エンゲージメントセンター所属。家電を使って睡眠環境を向上させるため、より専門的な知識を得たいと睡眠改善インストラクター(日本睡眠改善協議会認定)の資格を取得し、「快眠環境サポートサービス」を立ち上げる。同社内でも社員の睡眠の悩みに答える「眠りの先生」で、睡眠環境づくりに関する相談役も務めている。

    ▼あかりを活用した「寝る前」の環境づくり
    決まった時間に就寝を促すためには、大人も子どもも「寝る前」の環境づくりが重要となります。方法は色々ありますが、その1つに「あかり」があります。煌々とした真っ白な照明は、寝つきにくいと言われています。昼間の活動時間帯は白色の明るい照明を使用していても、寝る前は暖色系の暖かみのあるものにするのがおすすめです。照明器具の設定で変更できる場合は「昼光色」や「昼白色」から「電球色」へ切り替えましょう。照明の色を切り替えるタイミングは、就寝する1時間から2時間前におこなうのが理想的と言われています。

    ▼見落としがちな「リビングの照明」にも注意!
    見落としがちなのが、眠る前にいることの多い「リビングの照明」です。寝室と合わせて光色を変えることで、より入眠に適した環境を目指すことができます。お子様がいらっしゃるご家庭は、子どもが寝る時間から逆算して照明の色・明るさを切り替えることで、就寝前の準備をしましょう。環境をつくって就寝時間を早めることは、十分な睡眠時間を確保することにもつながると期待できるでしょう。特に夏休みなどの長期休暇のタイミングは、生活リズムが乱れがちなため、規則正しい生活を目指すための第一歩としても、寝る1~2時間前の「あかりによる習慣づけ」をおすすめします。

    ▼照明の調整とあわせて「ルーティン」を決めるのもおすすめ
    就寝前の環境づくりとしては、照明の調整とあわせて毎晩行う「ルーティン」を決めることも効果的です。「パジャマに着替える」といった簡単なものからはじめて、お気に入りのアロマを用意したり、ストレッチをしたりするのも、寝る前の習慣として良いでしょう。ポイントは自分が「落ち着く」と感じるものを選び、毎日続けること。「これをおこなったら寝る」と、習慣づけるのがコツです。子どもの場合は、本の読み聞かせも良いです。個々に合うものを見つけることが大切と言えます。

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